40th anniversary beyond the time
40周年の節目は、新たな挑戦のスタート。
さらなる発展を目指し、変化の時代を切り拓く。

創立40周年という大きな節目を無事迎えることができましたことを、皆様と共に喜び合いたいと思います。

当社は、昭和56年10月にタイルと茶碗の町、笠原町に小島プレス工業のグループ会社として設立しました。設立の考えは、この地域に地場産業以外の産業を興すことが、笠原町にとって重要であるとの判断から、小島プレスの高岡工場でつくっていた灰皿をこの笠原の地に移管をしてスタートしました。

平成12年には、小島プレスより灰皿の設計部署を移籍させ名実共に灰皿専門メーカーとなりました。しかし、禁煙・健康志向の流れから、「灰皿はなくなる!」との危機感の中から「これどうですか?」とお客様に提案し、カップホルダーや小物入れといった機能部品へ転換してきました。

平成19年からは、新たな加飾部品としてスパッタ加工に取組み、スパッタ工場を立上げ、構造転換を図り、売上確保に努めてきました。また近年は社員一丸で、ISO9001・14001の取得、TPM活動チャレンジ賞、優秀賞、優秀継続賞を受賞し、強固な経営基盤を作り上げてまいりました。これは社員の皆様の努力の成果であるとともに、これまで会社の基礎を築いていただいた先人・先輩の方々の努力があったからです。この報恩感謝の気持ちを忘れてはなりません。

この創立40周年は単なる節目の年ではなく、次の50周年、60周年に向けてのスタートの年でもあります。そして現在は『100年に一度の大変革期』の真っただ中にあります。得意先は、我々の想像以上のスピードで変化をし続けています。こうした状況の中私達は、これからの生き残りをかけ、変化と挑戦をし続け、今後も得意先や地域の方々から、必要とされる会社を目指し、共に頑張っていきましょう。

令和3年 10月6日 取締役社長 鈴木 司
next vision 2021
明和工業 ネクストヴィジョン

時代が大きく、急速に変化する中で迎えた40周年。創業以来大切にしてきた「和」の精神や人づくりを土台に、さらに強い組織へと成長するための新たな挑戦が始まった。

smart factory
新工場誕生を、
変革の契機に。
すべての個の力を、
組織の力へ。
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新工場イメージ図1
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新工場イメージ図2
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食堂イメージ図
一人ひとりが自らの仕事を追求し、
全社的なレベルアップを。

100年に一度の大変革期を迎え、自動車業界は先行き不透明な時代に突入しています。どんな車が求められるのか、5年後のニーズさえ見通せない状況です。こうした中、我々もタイムリーに情報を取りながら提案活動を推進することや、TPMを軸としたロス・ムダの削減がいっそう重要になるでしょう。

現在、新工場の建設計画が着々と進んでいます。新工場は、従業員の皆さんにとって働きやすく、ご家族も安心して仕事に送り出せる、そして、お客様や地域の方々への信頼の証しとなることを目指しています。そのためにも、この機会に業務や環境のすべてをSSC(スリム・シンプル・コンパクト)の視点で見直していただきたいと考えています。ロス・ムダはないか、設備や工程はシンプルか、現状の課題を職場全員で洗い出してください。

一人ひとりが改善を進めレベルアップすれば、会社全体が大きくレベルアップし、より強い組織となっていきます。新工場は、まだ真っ白なキャンバスの状態です。生産、品質、環境に至るまで、今までやりたかったことを実現するチャンスです。新工場はどうあるべきか、それぞれの立場で考えてください。会社も皆さん一人ひとりの意見にしっかりと耳を傾けていきます。

会社の未来をつくり、会社を強くするのは人の力です。コミュニケーションを大切に、それぞれの個性を認め合い、自分らしく働ける職場にしていただきたいと思います。そして社員一丸となって、新工場をつくりあげていき我々の大きな変革へとつないでいきましょう。

取締役 水谷 利和

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