自動車エンジンルーム内のエンジンに空気を送る吸気系部品(ホース、エアコネクタ、パイプ、チューブ、インレット)を中心に、オイルセパレータなどのエンジン本体部品等を開発して製造しています。お客様のニーズに合わせて流体解析や強度計算、音響解析を用いて製品設計を行うと共に、それぞれの製品に合った加工方法にてお客様に満足のいく製品の供給をしています。
エアクリーナにてろ過された空気をエンジンに直接送るパイプです。取付側は取付易さや、エンジンの振動吸収のため軟質な樹脂材で、パイプ本体は耐圧性を保つため硬質な樹脂材で成形されます。1台のブロー成形機にてそれぞれの樹脂材をコントロールして注入することで硬質部と軟質部を持った製品を一体で成形することができます。
又、エンジンにて発生する音と吸気管路で発生する気中共鳴を低減させるためにレゾネータ(消音器)を吸気管路の途中に設定し、狙った周波数の音を消音させています。長尺で曲がり角度の大きい製品は主に3次元ブロー成形機にて製造します。
ターボコンプレッサー、インタークーラー、スロットルボデーのそれぞれを接続する配管で、ターボで圧縮された空気をエンジン内部へと届ける部品。強度、耐久性、耐熱性を必要とされる部品で主にスーパーエンジニアリングプラスチックを用いて製造しGRヤリス等に搭載されています。
その他にも、オイルパイプ、ハイブリッド車用水素排気チューブを手がけています。
又、新たに燃料電池車(FCV)のテールパイプなどを受注、生産しています。