μデッキパネル

μデッキパネル性能データ

μデッキパネルの性能に関し評価機関及び社内試験の結果を表しています。
設置にあたっては下記の試験結果からご判断ください。

摺動性能

μデッキパネルは、対樹脂材料のPP(ポリプロピレン)に対して摺動性能を高めた製品です。
上記は一般樹脂製の箱(TP箱)・プラダンなどの樹脂材料製収容容器に対して摩擦係数を下げたものです。

型番 サンプルNo 荷重F(kg) 測定値(N) 換算値(Nkg) 摩擦係数(μ)
DKPS-GY 205 4.1 6.35 0.648 0.16
DKPS-GY 206 4.1 6.22 0.635 0.15
DKPS-GY 207 4.1 6.17 0.630 0.15
DKPS-GY 208 4.1 6.04 0.616 0.15
DKPS-GY 209 4.1 6.28 0.641 0.16
平均値(Av) ― 4.1 6.21 0.634 0.15

強度性能

強度に関しては、さまざまなシュチエーションを想定されて質問をいただきましたが、全てを実験する事はできません。
実際の状況を想定し破壊試験の結果をのせました。

型番 サンプルNo 破壊荷重(KN) 破壊荷重
換算値(KN→kg)
評価部署 方法
DKPS-GY 205 33.2 3,388 愛知県 実物破壊試験
DKPS-GY 206 33.3 3,398 愛知県 実物破壊試験
DKPN-WH 11 35.5 3,622 社内 テストピース破壊
DKPN-WH 12 38.9 3,969 社内 テストピース破壊
DKPN-YL 101 34.3 3,500 社内 テストピース破壊
DKPN-YL 102 34.7 3,541 社内 テストピース破壊

磨耗性能

μデッキパネルは樹脂製品です。したがって毎日使用すれば必ず摩耗してきます。
摩耗状況はそれぞれの状況によって異なります。ただし、摩耗しても摺動性能はあまり変化いたしません。
ここでは社内実験値を掲載いたしました。また、その時の摺動性能も合わせて掲載していますので参考としてください。

対PP 経過期間 試験荷重 1回目
(単位:N)
2回目
(単位:N)
3回目
(単位:N)
4回目
(単位:N)
5回目
(単位:N)
平均 換算:kg μ
― 1ヶ月 2.7kg 3.1 3.4 3.3 3.2 3.1 3.2 0.3 0.12
― 2ヶ月 2.7kg 3.9 4.0 3.9 3.8 4.1 3.9 0.4 0.15
― 3ヶ月 2.7kg 4.3 3.8 3.8 3.7 4.1 3.9 0.4 0.15

耐光性能

μデッキパネルのベース材料はポリアセタールです。従って対薬品性などには優れていますが、紫外線に脆い材料です。
そこで耐光試験を実施いたしました。
耐光試験結果から強度は約30%位劣化しますが、摺動性能は変化しないと思われます。

耐光試験 断面積 破壊荷重 単位当強度(kg/mm2) 強度劣化率 備考(μ)
未使用状態 67 436.2 6.5 ―                
6か月 67 426.0 6.4 -0.15 μ=0.131
1年使用 67 334.2 5.0 -0.23 μ=0.120
2年使用 67 294.6 4.4 -0.32 μ=0.125

安全性能

①形状(躓かない)

床面設置の為、躓きにくい形状として、点字誘導ブロックの薄さ(8mm)に全ての機能を織り込みました。

躓きにくい

②耐滑性(滑らない)

摩擦とは、物と物が擦れる時に発生する抵抗です。面上で動いている物体には、運動を妨げる方向に力が働きます。
つまり滑っている物を止めようとする力です。この力を動摩擦力といいます。この面と物体の性質によって決まる定数を動摩擦係数といいます。
動摩擦係数が高いほど滑りにくいという事になります。

③JIS規格

JIS規格には「耐滑性」についての規格が制定されています。
「靴底の動摩擦係数0.2以上を耐滑性あり」と規定されています。

導電性能

導電性μデッキパネルは、静電気による汚れや静電気による製品の影響が懸念される場所への設置の為に開発いたしました。
導電性μデッキパネルはベース素材はそのままに高摺動材料+導電材料を開発いたしました。

導電テストにつきましては、専門機関に相談して、さまざまな条件で実験を繰り返し評価しました。
その結果、摺動性能+強度+摩耗+導電性能を高い次元で両立いたしました。

  • 試験結果:帯電試験U値:6.6
  • 最大帯電位:13V
  • 漏えい抵抗値(Ω):1.0×10×5剰以下