社長あいさつ

平素はひとかたならぬご厚情を賜り、厚くお礼申し上げます。

先月末に開幕した『ＪＡＰＡＮ　ＭＯＢＩＬＩＴＹ　ＳＨＯＷ　２０２３』を見学してきました。ＥＶや歩行型ロボットを始めとする次世代のモビリティや、ソフトウエアの進化などの展示を見る中で、これからの未来は、先進諸国と日本、ＢＥＶとガソリン車といった国同士、車種同士の競争で一方が勝っているという従来のような考え方ではないということを肌で感じました。つまり、多様化するモビリティの在り方は、自動車業界に限らず業界の垣根を越えて、世界中の人々で共有し、一緒になって未来をつくっていくことが必要であるということです。

自動車業界に身を置く者として、多種多様な価値観やニーズに応え、未来のモビリティ社会に貢献するという大きな責任を、オール小島の社員とともに共有し、これからも挑戦を続けて参りたいと思います。

挑戦を続ける中で、自動車がどれだけ進化し、仕事のやり方が変化したとしても、世の中や得意先から信頼されるモノづくりに最も必要なことは、安全と品質の向上です。

今月は品質月間ということもあり、品質レベル向上への意識付けとその活動に注力しています。
品質不具合の原因は多岐にわたりますが、改めて品質を守るための基本のルールに立ち返り、忠実に改善や活動を推進することが最も必要なことです。
さらに、最近はデジタルツールを活用して仕事の効率化につなげる活動や、生産現場のニーズや困りごとの解決に役立てる活動を進めています。

このような中で、問題の原因や変化点に対して品質の基本の考え方で的確に対策ができる人財ならびに、様々なデータを可視化し、分析や解析を繰り返すことで品質向上につながる活動に対して、積極的にサポートし、品質レベルの向上を図って参ります。

皆様のご理解とご支援に感謝するとともに、皆様から信頼される企業を目指していきます。 社員一人ひとりが切磋琢磨することで企業体質を強化し、家族・地域社会まで含めた『和』の具現化に精進していきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。