環境報告

ありたい姿

開発・生産・物流などの事業活動を通じて、持続可能な社会の構築に貢献していくため、「脱炭素社会」、「循環型社会」、「自然共生社会」の3本柱を構築することで環境への取り組みを推進します。

環境経営そ強化し、脱炭素社会、循環型社会、自然共生社会の3本柱を構築

KOJIMA環境チャレンジ2050

脱炭素(気候変動・CO2

1. 工場CO2ゼロチャレンジ

2030年度のCO2削減目標を2013年度比-30%に設定、低CO2生産技術の開発・導入と日常改善活動によるCO2低減活動の推進、温室効果ガスの低減

2. ライフサイクルCO2ゼロチャレンジ

製品開発における環境マネジメントの推進(環境負荷評価)、環境に配慮した設計、物流活動における輸送効率の追求とCO2低減

循環型(資源・水)

3. 水環境インパクト最小化チャレンジ

生産活動における水使用量の低減と節水活動、水のリサイクル活動

4. 循環型社会・システム構築チャレンジ

生産活動における排出物の低減、再生可能資源・リサイクル材活用による枯渇天然資源の使用量低減、物流活動における梱包資材の低減と有効利用、廃車部品に対するリサイクルシステムの展開

自然共生

5. 人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ

各事業所における自然保全活動の推進、森林保全活動による環境貢献

マネジメント

環境法令遵守と環境リスクの未然防止活動、苦情ゼロ活動の推進、製品化学物質管理の充実、環境教育を通じた啓発活動

脱炭素社会の構築

ライフサイクルCO2削減

技術開発を積み重ね、主力製品の一つである車両の空気抵抗を低減するボデー床下部品により、CO2排出量の低減を図っています。空気抵抗の低減に加え、発泡成形による軽量化を実現し、燃費の向上に大きく貢献しています。プリウスでは、床下部の71%をカバーし、年間2760トンのCO2を低減しています。

※2018年プリウス販売台数115千台、10000km/年走行前提

空力部品のアンダーカバー

空力部品のアンダーカバー

車両床下部

車両床下部


マイクロ水力発電システム

下市場工場に設備冷却水を利用したマイクロ水力発電システムを構築しました。配管内を流れる水の運動エネルギーを回収するため、名古屋大学大学院と産学連携し、『傘型らせん水車』を考案しました。

マイクロ水力発電システム
第16回日本水大賞 経済産業大臣賞を受賞

2014年に第16回日本水大賞の経済産業大臣賞を受賞

循環型社会の構築

バンパーリサイクル

プラスチックのリサイクル事業として、バンパーリサイクルに取り組んでいます。ディーラーで交換された傷ついたバンパーを加工し、プラスチック製品へと再生しています。その際、バンパーの塗装を剥離し除去する技術を用いることでリサイクルの付加価値を向上し、循環型社会の実現に貢献しています。2020年時点で累積1820万本のバンパーを回収し、樹脂ペレット製造時のCO2排出量を98280トン低減しています。

バンパーの異物をチェックし粉砕

バンパーの異物をチェックし粉砕

造粒・コンパウンドし樹脂ペレットへ

造粒・コンパウンドし樹脂ペレットへ

自然共生社会の構築

1. 生態系保存の取り組み

持続可能な里山保全 多種多様な生態系、自然材料の有効活用、自然に還す

植生・昆虫調査

豊田市小原地区にある福利厚生施設において、国立大学法人名古屋工業大学や金城学院大学らと連携し、植生・昆虫の生態調査を実施しています。自然環境が保全された『里山』として、希少性の高い植物も発見されており、これらの生態系を守るため自然保護に努めています。

植生・昆虫調査
イヌタヌキモ(絶滅危惧II類)

イヌタヌキモ(絶滅危惧II類)

キンラン(絶滅危惧II類)

キンラン(絶滅危惧II類)

キキョウ(絶滅危惧II類)

キキョウ(絶滅危惧II類)

啓蒙活動

社員とその家族が参加する『植生観察会』や『こじま苑散策のつどい』を実施しています。家族で自然と触れ合い、環境について学ぶ機会を設けています。

こじま苑散策のつどい

こじま苑散策のつどい

植生観察会

植生観察会

2. 森林整備活動

森林整備活動

植樹活動(カーボンオフセット)

三重県多気郡大台町にある社有林で植樹活動を実施しています。これは、事業活動で排出されたCO2を植樹によってオフセット(相殺)し、地球環境に貢献する活動です。植樹した木が成長し光合成することで、温室効果ガスの一つであるCO2を吸収します。植樹活動を通して年間100トンのCO2を削減しています。

植樹活動

植樹活動