社長あいさつ

平素はひとかたならぬご厚情を賜り、厚くお礼申し上げます。

１１月１７日～２１日に開催された第６１回技能五輪全国大会の『機械製図』職種において、当社の総務人事部・志賀瞬太が『敢闘賞』を受賞することができました。私も会場へ応援に行き、緊張感ある中での競技を目の当たりにした分、胸が熱くなりました。日々の地道な努力が６年ぶりの受賞につながりましたこと、先人先輩方の技能の伝承のお陰と感謝申し上げます。

当社は、若い世代の人財育成のために、技能五輪の機械製図職種に２００５年から挑戦し、一つの目標をやり切ることで自らの自信につなげること、そして経験を通じて技能を上げることを目指しています。今後も人財育成に注力しながら、技能や技術を次世代に伝承していく所存です。

さて、早いもので今年も残すところあと一カ月となりました。今年は、創立８５周年という節目を迎えることができました。
これまで当社の成長を支えていただきました得意先やステークホルダーの皆様、そして何より先人先輩方に改めて心より感謝申し上げます。

今年を振り返ってみますと、２０２１年に事業領域本部制に移行し、社内の様々な変革や改善の地道な積み重ねに取り組んできたことで、今年ラインオフされた車型に対して、得意先から多くのプロジェクト賞を受賞することができました。

また、１０月にはオール小島の社員とご家族が集まる社内イベント『やわらぎのつどい　こじまフェスティバル』を開催し、会社の創立と同様に５０回目の大きな節目を迎えることができました。社員とご家族が直接コミュ二ケーションを図り、親睦を深める場として、このイベントの意義を改めて感じることができ、未来へつなげていきたいと思っています。

社内では、今年の活動の振り返りとともに、すでに来年に向けた助走が始まっています。
今から創立１００周年までの１５年間は、従来以上のスピードで変革が起きると確信しています。そのスピードに追従できるように、『世の中や得意先のために何ができるか』を全社員と考え、来年もさらに変革を推し進めて参ります。

皆様のご理解とご支援に感謝するとともに、皆様から信頼される企業を目指していきます。 社員一人ひとりが切磋琢磨することで企業体質を強化し、家族・地域社会まで含めた『和』の具現化に精進していきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。