社長あいさつ

2024.06.03

2024年6月 ご挨拶

平素はひとかたならぬご厚情を賜り、厚くお礼申し上げます。

先月、当社は創立86周年を迎えました。
創立記念式典では、永年勤続者201人を表彰し、これまで事業基盤を築いてこられた先人先輩への感謝と、自分達の手で未来を切り拓くための誓いを全社員で共有する節目の機会となりました。今年の節目を迎えることができましたのは、支えていただいている皆様のお陰です。改めて御礼申し上げます。

さて、今月は環境省が定める環境月間です。
当社は、創業から大切にしてきている『もったいない』や『物の命を全うせよ』の精神のもと、省エネやリサイクルなど環境資源を守る活動を続けてきました。

現在、より一層環境に寄り添った事業活動が求められる中、当社はオール小島全体で、『脱炭素社会』・『循環型社会』・『自然共生社会』の環境経営の3本柱の構築を目指して取り組みを推進しています。この3本柱の理想の姿に近付くための考え方や行動は、先人先輩から受け継がれ、環境経営に通じる活動において、社員一人ひとりに根付いていると感じる一方で、より進化した形で次の世代へ引き継がなければならない責任も感じています。

しかしながら、部品製造におけるカーボンニュートラルの取り組みを例に挙げてみますと、今後の生産台数の伸びに伴うCO₂排出量の増加に加え、欧州電池規則や得意先からの期待値に対しては、従来のような省エネの実践や局所的な改善だけでは、まだまだ私達が目指すゴールには到底及びません。目標を達成するためには、革新的な技術の進化が必要です。引き続き、社員一人ひとりの知見やノウハウ、柔軟な発想力を結集し、環境視点での業務改革を推進することで、持続可能な社会への貢献を目指します。

皆様のご理解とご支援に感謝するとともに、皆様から信頼される企業を目指していきます。 社員一人ひとりが切磋琢磨することで企業体質を強化し、家族・地域社会まで含めた『和』の具現化に精進していきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。