社長あいさつ
2024年9月 ご挨拶
平素はひとかたならぬご厚情を賜り、厚くお礼申し上げます。
9月1日は国が定めた『防災の日』です。今年は元日に能登半島地震が発生し、今もなお多くの住民の生活に影響を及ぼしています。
近い将来には南海トラフ地震が危惧されている中、発生時に近い状況での訓練や、避難方法ならびに安否確認を日頃から意識し、有事の際に落ち着いた行動ができるように備えることが大切です。防災の日を機会に、命を守る行動について社員とともに改めて考えたいと思います。
また、意識と行動を変えるという点においては、防災に限らず、仕事における社員一人ひとりの成長にも必要不可欠です。
幾度か中国を訪れていますが、次から次へと新たな機能を持った車が開発されている様子を目の当たりにし、毎回その開発のスピードに危機感を覚えると同時に、どう学びにつなげられるかを考えています。
このような厳しい状況下でも、私達はトヨタ自動車㈱様を支える部品メーカーの一員として、開発力や技術力・モノづくり力など様々な面を磨き、これからも必要とされる会社であり続けなければなりません。
そのための手段の一つとして、人事制度や教育制度を2021年から改革し、社員の挑戦と成長を支援する制度へと見直してきました。一人ひとりが考動しながら挑戦を続け、そのプロセスや成果を会社がしっかりと評価して必要なサポートをする。このサイクルを確実に回していくことによって、会社と社員の互いの成長を実感していけるのだと思います。これからも社員が、自信と誇りを持ってイキイキと活躍できる挑戦風土の醸成をサポートしていきます。
皆様のご理解とご支援に感謝するとともに、皆様から信頼される企業を目指していきます。 社員一人ひとりが切磋琢磨することで企業体質を強化し、家族・地域社会まで含めた『和』の具現化に精進していきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。