社長あいさつ

2025.08.01

2025年8月 ごあいさつ

平素はひとかたならぬご厚情を賜り、厚くお礼申し上げます。

昨今、世界的な規制環境の変化が私達自動車業界に大きな影響を与えています。米国における自動車関税政策は15%で合意に至りましたが、依然としてコスト圧力は続くものと見られています。

こうした情勢の中、得意先は『国内300万台体制への維持』と『モビリティを通じた幸せの量産』に継続して取り組まれることを発信されました。 
これは、得意先のご努力だけで成し得るものではなく、私達サプライヤーも得意先と一体となって、より一層の努力を続けていくことが必要であると改めて感じています。

また欧州では、ELV規則の改正により、再生プラスチックの使用義務などが求められ、設計段階からの対応が不可欠となっています。

先日、豊田通商㈱と当社のグループ会社である小島産業㈱との共同出資で2018年に設立された㈱プラニックが製造する自動車破砕残さ(ASR)由来の再生プラスチックが、国内の得意先の車で初めてフロントフェンダシールに採用していただきました。

『物の命を全うせよ』という会社の理念を愚直に追求し、挑戦し続けてきたことが、私達の新たな価値となり、サーキュラーエコノミーの推進に微力ながら貢献していると実感しています。

これからも環境の変化に柔軟に、オール小島の知見や技術を結集させた付加価値のある提案を重ね、持続可能なモノづくりの推進に尽力してまいります。

皆様のご理解とご支援に感謝するとともに、皆様から信頼される企業を目指していきます。 社員一人ひとりが切磋琢磨することで企業体質を強化し、家族・地域社会まで含めた『和』の具現化に精進していきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。