小島プレス工業からのお知らせ
2025.02.27
『こじま苑』が環境省の自然共生サイトに認定
当社の豊田市小原地区にあるこじま苑が、環境省より『令和6年度後期自然共生サイト』として認定を受けました。
自然共生サイトとは、2021年のG7で約束された『30by30』(2030年までに海と陸の30%以上を健全な生態系として効果的に保全すること)の達成に向け、民間の取り組みによって生物多様性の保全が図られている区域として国が認定する制度です。当社含め日本全土で328サイト、愛知県では21サイトが登録されいます。
認定区域
こじま苑は、1968年に当社が小原の用地を譲り受け、環境保全を推進するとともに社員とその家族の福利厚生施設として利用されています。里山環境が形成されているこじま苑では、希少な動植物が数多く観察され、その保全として生物多様性保全活動を積極的に推進してきました。
特に2017年からは、さらなる希少動植物の保全のため、専門家を招いた植生・昆虫調査を開始。多くの希少植物が自生していることが分かり、絶滅危惧Ⅱ類や準絶滅危惧が確認されています。適切な間伐を実施し日光を確保することや、苑内の竹を加工して製作した竹串を利用して目印を立てるなど、様々な取り組みを通して保全に努めています。

こじま苑

植生・昆虫観察会の様子