安全・安心な事業活動
基本的な考え
すべての労働災害は未然に防ぐことができると考えています。安全意識を高める人づくりを通じて相互啓発できる安全第一の風土を醸成し、労働災害を未然に防いでいきます。
安全活動の目的

安全活動の3つの柱

地区を越えた安全衛生活動の情報交換
地区を越えた活動を見学し会員会社の安全衛生水準を向上することを目的に、江南労働基準協会の会員21名が来社されました。オール小島の安全の取り組みや、生産現場での安全対策の事例を見学し、積極的な安全衛生活動に理解と関心を示されました。

労働安全
社員が安心して働ける職場環境を構築するために、労働安全活動をオール小島で推進しています。組織体制としては、各社・各事業所ごとに安全担当役員を選任することで、安全対策の意思決定を迅速に実施しています。主な活動としては、社長による生産現場の『安全点検』を年に2回実施し、各工場のリスクアセスメントの内容や災害対策について確認しています。また、オール小島安全衛生委員会が年3回ずつ、グループ各社を回り、安全相談会を開催。困りごとの対策や良好事例についてオール小島での情報共有を進めています。
【活動内容】
- 社長による安全点検
- 安全相談会
- 安全教育
- 安全ポケットブックに関するeラーニング

社長による安全点検

安全相談会
受賞歴
長年安全活動を推進してきた結果が評価され、各事業所において表彰が贈られています。近年では、労使で協力して取り組む日頃の安全活動が他社の模範となる工場として、黒笹技術センターが厚生労働省愛知労働局より『愛知労働局長奨励賞』を受賞しました。
【過去の受賞歴】
- 1998年小島プレス・高岡工場『愛知労働基準局長表彰・優良賞』
- 2006年小島プレス・下市場工場『厚生労働大臣表彰・優良賞』
- 2022年小島プレス・黒笹技術センター『愛知労働局長表彰・奨励賞』

黒笹技術センターが厚生労働省愛知労働局より表彰
交通安全
交通安全の取り組みとして、オール小島統一立哨を実施しています。2011年から開始したこの活動では、年に3回、各社の各事業所ごとに立哨活動を実施し、地域へ交通安全を呼び掛けるとともに、社員自身の運転を見直す機会としています。また、新入社員を対象に車両解禁教育を実施。自動車学校にて適性検査や同乗指導を受け、安全運転のための視点や考え方を学ぶ機会としています。
【活動内容】
- オール小島統一立哨
- 事故速報の展開
- 車両解禁教育

オール小島統一立哨
防火防災
災害時に取るべき行動を全社員が体得することを目的に、毎年避難訓練を実施しています。地震発生時の初期行動を確認するため、各職場で0次避難、1次避難し、さらに社員が帰宅困難者になることを想定し、防災備蓄品の配布を訓練しました。また、2024年は0次避難場所の点検を実施。特に生産現場では、0次避難場所の付近に設備や製品が置かれていないかなど、安全性の見直しを図っています。
【活動内容】
- 避難訓練
- 0次避難場所の点検
- 防災備蓄品の配布訓練

避難訓練

防災備蓄品の配布訓練