テクノハマらしさ

「金型」だけじゃない、「設備」だけじゃない。
両方を融合させた最適な「ものづくり」を提案!

1987年に小島産業から分社独立し、金型の設計・製作を通じトヨタ自動車様、小島グループ各社に金型の提供を開始。「良い製品は良い金型から生まれる」という考えのもと、金型品質の向上に取り組んでまいりました。2008年には、設備を担当するグループ会社であった和光工機と合併し、設備の設計・製作を一つの事業所内で行うことで「金型」と「設備」の一括製作を可能にしました。そして現在、その二つの技術を融合させることで、高品質な製品を最適な生産方法で生み出す提案をお客様にできるよう取り組みを続けています。

技術開発

金型・設備、それぞれの技術を融合させた付加価値の提供

当社は「樹脂金型の設計・製作」と「二次加工設備の設計・製作」という二つの事業領域を持っています。それぞれの技術を高めて融合させることで、生産工程そのものをより効率化してお客様に提供できるという大きな特徴を有しています。

金型技術においては、製品設計の初期段階から予測技術(CAE解析)を使い、不具合の予測と撲滅に取り組んでいます。これを達成するにはCAE解析精度を高める必要があるため、使用する樹脂材料の物性を詳細に調査し測定パラメータとして利用する取り組みを行っています。

設備技術においては、成形された部品の二次加工を短時間で組み立てるための工程をシミュレーションにて事前に実証させる技術を利用しています。この二つの技術を融合させることで金型製作期間を短縮し、エネルギー使用量・CO2排出量を削減することができます。また、お客様の工場で実際に生産する際に、製品を短時間で完成できる設備を提供することで、お客様の省エネ生産・CO2削減にも貢献します。

事業案内について

金型・設備、それぞれの技術を融合させた付加価値の提供

ものづくり

独自の技術力で良品廉価なものづくりを実現

独自の技術力で良品廉価なものづくりを実現

小島プレス、小島グループのものづくりのテーマである「いかに良いものを安く造るか」の活動の一つ「造るものをつくる」。この具体的な形は「金型」であり「設備」なのです。各社それぞれの部品に合った生産方法、工程の考案を進めていく中で、その技術を織り込んだ金型、設備を造っていく、そのための技術や技能を日々高めています。

人づくり

社員一人ひとりの成長を促進しプロ集団へ

企業は「人」の集合体です。自動車業界が大変革期を迎える中、会社が持続的に成長していくためには人の成長が欠かせません。一人ひとりが高度なスキルを持ち、自分の役割を正しく認識し、当事者意識を持って行動するプロ集団になることを社員に求めています。

そのような社員を育成するために、長期テーマ「人をつくり 人をまもる」の基本理念が各種制度に落とし込まれています。100講座以上ある社内教育は社員自らが講師となって教えることで共育(共に育つ)を実現。一方で、より良き社会人として自立し、社会に貢献できる人財となるため、地域交流やボランティア活動、リサイクル品活用などの環境改善を通して、社会に通じる人づくりを進めています。また『人をまもる』ための福利厚生の充実、働きやすい環境づくりに労使一体で取り組んでいます。

福利厚生について

社員一人ひとりの成長を促進しプロ集団へ

テクノハマの強み

金型と設備の一括製作による融合最適化

金型と設備をそれぞれ別に手配する場合、お客様が両方の仕様を考える必要があります。別々に効率化を目指すことは個別最適化にはつながりますが、トータルでの最適化ではありません。当社では、設備のことを考えた金型、金型のことを考えた設備、両方を併せて検討することで、それぞれの価値を最大限に引き出す最高のラインを構築します。このような融合最適化を考慮した仕様の考案と設計・製作からは、金型と設備それぞれのリードタイム短縮や、生産工程の効率化によるお客様の環境負荷の低減が期待できます。

金型と設備の一括製作による融合最適化
社員の成長を支えるスキルアップ体制

社員の成長を支えるスキルアップ体制

当社では、単なる生産設備ではなく、生産の中身(工程)までを考え最適化することにより、最終的な完成品の品質を高め、納期・コストを低減させます。こうした「ものづくり」を実現できるのは、社員一人ひとりが小島グループ共通の教育制度や専門教育の受講体制などを活用し、継続的に技術・技能の向上に努めているからです。また、社内・社外教育を通じてコミュニケーション力を高めつつ、金型チーム、設備チーム合同でSEを行うことで、確実な情報伝達と共有を可能にしています。

「良い金型」を実現する製作工程

「良い製品」は「良い金型」から生まれます。当社が追求する技術の一つは金型の加工精度であり、製品によってはミクロン単位での精度が要求される場合もあります。しかしながら、いくら図面上の精度を満たした金型を製作しても、実際には成形後におこる製品の収縮・変形により、図面通りの製品とはなりません。そこで、当社では金型をつくる前に使用する樹脂材料の物性を調査し解析することにより、製品の収縮・変形を見込んだ金型の寸法を決めて加工します。また、各工程における品質・精度保証や、社外から受け入れた部品を組付け工程に渡す前の検査など、徹底したチェック体制を整えています。

「良い金型」を実現する製作工程